吟詠つれづれ

平成28年度秀鳳凰流「春季大会」を開催いたしました

とき:2016年6月12日(日)AM9:30より
ところ:高知プリンスホテル(入場料:無料)

秀鳳流内で、日ごろのお稽古の成果を発表しあう、大会「春季大会」を開催いたしました。
景色を詠んだ吟や、古今東西の名だたる詩人が残した漢詩文を
会員が思いをそれぞれのせて吟じました。
かわいいひよこのような幼少年吟詠のめざましい成長に感心する幕開け。
以降、無伝・初伝・中伝・奥伝と続き、たくさんの漢詩文に触れるひとときでした。
また、コロムビア所属の吟詠家による吟詠や歌謡吟詠などで盛り上がりました。
宗家・野中秀鳳による構成吟詠は、
江戸時代後期の歴史家、思想家、漢詩人、文人の頼 山陽(らい さんよう)の漢詩文を散りばめ
趣向を凝らしました。
二代家元・野中秀宗は雅やかに短歌を披露。
しめくくりは、昨年天に召されました岡林先生を偲んで、岡林先生の愛歌であった「酒を進む」を宗家が
熱い思いを胸に秘めながら披露。さまざまな思い出が会場に行き交い、目に光るものを抑える様子もありました。

ご来場の皆さま、ありがとうございました。

また、来年度も開催いたしますので、ぜひ、お越しくださいませ。