吟詠つれづれ

11月18日土曜日 高知商工会館にて 当流秋の名流会が開催されました。

今回は九州は大分より辻島鑑霊先生 藤原光伶子先生を特別御来賓としてお迎えし、また四国各県よりは著名な先生方のご出演を、地元高知よりは各流各会派より素晴らしい吟詠剣詩舞のご出演を頂きまして、無事に開催することが出来ました。偏に斯道の発展のために、気持ちひとつでご協力頂きましたこと、心より感謝申し上げます。

更に、今回はマンドリン土曜日会様とのコラボレーションも実現できました。哀愁に満ちた音色とわたくし秀宗の和歌とのコラボ。また宗家の古賀メロディー新曲「思い出の記」と「影を慕いて」の番組は、思った以上に好評を博しました。何より土曜日会さまのご協力にも深く感謝申し上げます。

また、当流には若い世代の会員も20名ほどになり、世代間を紡ぎつつ新たな組織としての意識も高まりつつあると感じられました。

最後に、この一日に向けて凝縮させました門下生一人一人の力に対し、心より感謝申し明けます。また、頑張って参りましょう。

9月8日(日)には、コロムビア吟詠コンクールが開催されました。

審査員には、吟詠音楽会副会長の橋本征憲先生 (八王子)同じく参事内野仁新風先生(大阪) 同じく参事 中嶋子風先生(京都)がお越し下さり、白熱した競吟大会となりました。

わたしも司会役でいろいろと躊躇しつつも何とか流れを作れたように思います。

結果、当流より2名も東京行きが決まりました。小笠原泰英さん、藤山恭子さんが選ばれました。良かったですね~。

12月に向けてしっかり勉強して、思い切り舞台で発表して頂きたいと思います。

 

8月21日月曜日。まだまだ残暑厳しい夏の夕方。

高知商工会館にて宗家が舵社の取材を受けました。

吟詠に永く携わってきたことでムック「吟と舞」の中で「レジェンド」としての掲載と伺っております。

若いころは歌謡曲のコンクールに出ていたりしていた宗家が吟詠に出会ってからのことを詳らかにお応えしておりました。

こんな風に取り上げて頂けることは、とても有難く新鮮な出来事です。記憶を辿りながら想起する当時の実感が一番の嬉しいことであったように、傍にいて感じておりました。

舵社様。ありがとうございました。宗家、おめでとうございました。良かったですね。

 

 

昨日の高知は、よさこい祭りのさなかでありましたが、高知県民文化ホールにて「第9回日本コロムビア吟詠音楽会四国ブロック 名流吟剣詩舞道 高知大会」が開催されました。これは四国4県での持ち回り企画で今年は高知が当番県でした。

宗家が報道各社に取材をお願いしておりましたが、そりゃそうですよね、本家よさこいで熱い地元では、到底無理?だと思っていましたが、いえいえ・・宗家の情熱は扉を開き、毎日新聞を動かしたのでした。毎日新聞様、ありがとうございます。(早速宗家が届けてくれました。することが早い!)

早朝より日本コロムビア吟詠音楽会四国ブロックの仲間は「四国はひとつ」の言葉どうり、高知に沢山の方々が集まって下さいました。各県のリーダーの先生方の元、心地よい協力体制で素晴らしい芸情溢れる大会となりました。

芸道の世界がこのように楽しくまた一人一人にとって希望があるのは、本物を追求する道を先輩たちがつくって下さったからであり、単に楽しむことで終わらない深みが言い知れぬ幸福感をもたらしてくれるからでしょう。

教わることがもはや享受でなく、データの消費にも近い時代に、古典は我が身を以っての充実感に浸ることのできる素晴らしい世界。

高齢の(こういう表現は失礼ですが)宗家は、ほんとうに企画から実現まで惜しみなく先頭を歩み、恐るべき意思で行動し、溢れる情熱で回りを動かしてしまう・・・。

わたしはその背中を見つめながら 絶句するのでした。宗家の背中には、吟詠への愛と決めたことはいっぽも引かない強い指導者としての「大義」が溢れております。

宗家をお支え下さいました上本竹永先生、田中泉韶先生、大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。

日本の伝統文化である 吟詠 剣詩舞 民謡 日本舞踊の世界をお食事をしながら身近に楽しむ夕べです。韓国料理の名店ですから、王宮料理というめったに頂けないお品をメニューに入れて頂きました。食は文化と申しますが、とてもおいしく、興味深い演出でした。

今回は沢山のお客様においでて下さいました。当流の吟詠。水心流剣詩舞道弘道館の舞、高知民謡おしどり会の三味線、そして若柳流日本舞踊美重司の会の日本舞踊。総出演の楽しいひと時でした。

それにしましてもキョンボックンは、その場の持つ魔法があるのか、お客様がとてもフレンドリーです。じっくりとご鑑賞いただけましたし、演者もとても嬉しい気持ちでの出演となりました。ありがとうございました。

また来年も宜しくお願い致します。ありがとうございました。

 

春季大会のあくる日、当流ボランティア局の活動である慰問活動をさせて頂きました。社会福祉法人 山寿会 「湯の里」様にお尋ねいたしました。いつものことながら会場の準備もご配慮頂きました。とても嬉しい慰問となりました。

プログラム構成や企画は中澤扇凰先生。そして先生を支える局員の皆様。

気持ちで繋がり昨日の大会の疲れなどどこ吹く風、二倍の元気で開催致しました。司会は宗家です。時折、綾小路きみまろ風味のトークを挟みながらですので、会場も笑いで盛り上がりました。

日本舞踊の先生でもある中澤先生の美しい愛弟子さまもご参加下さって華やかな慰問となりました。ほんとにありがとうございました。

嬉しい嬉しい慰問でした。

 

6月4日(日)高知プリンスホテルにおいて 春季大会を開催致しました。

午前中は流内昇段審査 午後は お客様をお呼びしての構成。

幕末維新博に寄せての構成吟詠のほかに、新人紹介コーナーを設け、

再度吟じて頂くことにいたしました。

当流の若手の会員さんの一部をご紹介しましょうか。

皆さん 今回は和装に挑戦。(超最近ご入会の方はスーツです)

和装は今やコスプレに近い距離感ですね。

吟の心を和装で表現、どのように感じられたかしら・・・。(笑)

 

 

 

GWの最終日、高知県民文化ホールにて春季決勝大会がありました。出場された方々は、この日の為に自分と向き合って一吟の鍛錬をするということだったと思います。自分を出し切れた人、そうでない人、評価を得た人、そうでない人。結果は、様々に人を分かつように感じられますが、常にその後の姿勢の選択が、その方の吟の未来を創っているということです。

思いが込められた声の響きには真に迫るものがあり、技術でやりすごそうとする表層の響きとは一線を画し、圧倒的な差が生まれます。漢詩の中にある作者の思いはいったいどのようであったであろう・・・と推察しつつ見出した一瞬の声には その方の精神の純粋性を感じ、こちらも自ずから心が澄み渡るような心地がします。吟詠をしていてよかったなと感じられるのもこのような瞬間です。皆さん、お疲れ様でしたね。また、これから頑張りましょう。 秀宗

 

 

 

 

 

こんにちは。

秀宗です。

古典の芸能 「吟詠」。。。

なんて申しますと 大変 肩苦しく感じますが。

声のなかにある 普遍的な「思い」を 吟じる側、聴く側が 共有する。

今年も 当流の進化の世界を お届け致します。

平成29年6月4日 日曜日 高知プリンスホテル

にて開催いたします。

特に 午後の時間からは幕末維新博に寄せて 宗家創作の 構成吟詠の舞台
また若手の会員による吟詠 合吟、当流高段者の吟詠。

世代を超えての競演を お楽しみいただけます。

そうそう、最後に 私と父 のコーナーもお見逃しなく。(笑)

秀宗

平成28年6月19日(日)、香南市野市ふれあいセンターにて、高知吟剣詩道選手権大会が開催されました。
本大会は、四国総連盟大会と、愛国詩吟連盟の予選大会を兼ねたもので、高知県内の各流派の映え抜きがそろい、吟詠の技術を競いました。

秀鳳流日本吟詠会からは、3名が入賞、2名が佳吟賞に入りました。

★入賞
5位:大勝育代
8位:小笠原泰英
9位:岡林美枝

★佳吟賞
北村富美子
中澤邦子