吟詠は、正しく美しい姿勢で美しい日本語の発音・発生を行います。芸能という枠だけにとどまらず、ストレスの解消にもなり、健康にも役立ちます。また年齢や性別に関係なく、一人でも大勢でも楽しむことができるのも詩吟の大きな特徴です。
ぜひ、一緒に吟じましょう。
見学・体験希望大歓迎です。お問い合わせはお気軽に!
詩吟を身につける喜びはたくさんあります
①気分転換上手に。 ~こころの「憂さ」を 吹き飛ばす 詩吟
今は本当にストレスの多い社会です。あなたはどうですか?「便利」に憧れた時代は終わり、手にした「便利」と引き換えにしたものの代償が大きいことを毎日のニュースの中に見出しますね。身近な人間関係すら思うに任せないことがたくさんありますね。悩みをマジックのようにさーっと遠ざけてくれるのがこの詩吟です。掃除しながらでもいい、大きい声で一吟歌うと、さっきまで捉われていた悩みが「ちょっとだけ どうでもいいこと」に変わってしまっています。これは詩吟をしている人ならわかることです。
②姿勢のいい人に。 ~良い姿勢が自然に身に付く 詩吟
吟詠を始めてしばらく経過すると、「姿勢がいいですね。」と言われます。これは当然の事なのです。吟詠よく響く声を良い発声と言います。この良い発声を求めてお稽古をするので自然に良い姿勢になってしまうのです。猫背のような姿勢や、前屈みの姿勢では堂々とした声は出ません。良い声を求める創意工夫が気づかないうちに素晴らしい姿勢をつくるのです。
③血液酸化防止で元気な人に。 ~ 血液を若々しくさせてしまう 詩吟
吟詠をする人には年齢の割に健康で元気な人が多いと言われます。これにも正確な根拠があります。吟詠は豊富な息を必要としますが、身体に負担のかからない自然な呼吸法として「腹式呼吸」と「胸式呼吸」とを併用しています。これは同時に全身の運動を呼び込み、血液の循環を良くします。結果として病気のもとになる「血液の酸化を防ぎ、健康維持に大きな効果を発揮するものです。身体全体の新陳代謝を促進しますので、女性の場合は特に美容効果として発揮されます。
④あがらない人に~ 人前であがらなくなる 吟詠
吟詠は身体全体を使って詩歌を吟じ、この心を表現するものです。吟じながらあるいは吟じた後、必ず自分の心に鼓舞されるものを覚えます。さらに、人前でくり返し吟じることで永い時間克服しえなかった「引っ込み思案」「思い込み」はいつしか解放されて、積極的人間、意欲的人間に変貌していきます。このごろは若い人が吟詠を始められますが、人前で平気で挨拶が出来たり、スピーチができたりと喜びの声も多く聞きます。
⑤こころに軸のある人に。 ~人格形成となる 吟詠
吟詠の素材となる詩歌の多くは昔の偉人やや豪傑、または学者などの作です。
これらの作品は作者の人生に対する考え方や信念といったものが基本となって作られているのは当然のことです。これらの作品を何度も吟じることでその感受性に触れて、自分自身がその背景をあたかも実感として得ることも少なくありません。吟詠を吟じることで、知的世界を広げられ、精神の滋養を得、長い時間の内に精神の安定を得ます。
⑥絆ある仲間をもつ人に。 ~気が付けば「絆」となる吟詠
吟詠は現在全国的に盛んです。どこの都道府県でも必ずと言っていいほどたくさんのお教室があります。そこで大勢の人たちが気軽に吟詠を楽しんでいます。全国で習う吟詠は共通のものです。仲間と、お互いにお稽古を通じて関わり、和気あいあいの時間を過ごしています。お稽古は仕事とは異なり、皆平等な立場です。貸借関係ではありませんね。お互いの健康や幸福を応援できる仲間は一生の財産です。更に吟詠は永くできる趣味ですので人生の終盤を支える人との環境が、あなたのすぐ傍らに出来ています。ひとりぼっちにはなりません
あなただけの目標を!!
趣味だからお教室で先生の指導を受けるだけでいい・・・と思うかもしれません。しかし、何事もマンネリになると、取組み方すらも次第に不明瞭になります。
吟詠をはじめたら、少しでもうまくなりたいと思うのは誰しも同じです。
人それぞれの成長がありますので、誰かと比べることは必要ありません。
自分の今回の目標達成は「・・・・・・」という課題を掲げ、そのための努力を自分との約束にして頂きながら、日々のお稽古を受けて頂きたいのです。
舞台では 「一人」 です。
肩書も 立場も ありません。
何も持たないあなたが「心で吟じる世界」がそこにあるだけです。
吟詠は その境地で見る 自分との対峙です。
~ 心と身体と技の素敵な一体感を !! ~